解体工事終了

八千代の家再生工事の解体工事が無事終了しました。
屋根を降ろしたので、期間中の雨を心配しましたが
連日の晴天続きで、職人さんの熱中症を心配する程でした。
暑い中作業をしてくれた職人さん、お疲れさまでした。
内外壁が全部落ち、構造が表わになったので
構造補強の打合せを行いました。
写真は、南東の角部分の見上げです。
2階のベランダを支える梁(左側)が突き出ているので
胴差(2階の梁)部分の架構が複雑になっています。
構造上要となる大梁も南東角の通し柱まで通っていません。
ここは1階、2階共、筋かいの耐力壁の入る大切な壁ですが
現状では適切に、耐力が得られない状態です。
右図のように、
2階の耐力壁と床の荷重が適切に伝わるように
補強梁とパネルで補強し、架構を一体化することにしました。
何で今頃そんな重要なことを決めるの??
と不思議に思う読者もいるでしょう。
設計を進める前に、できるかぎりの調査はしていますが
既存の図面がない場合は推測で進めざるを得ない部分もあります。
特に胴差(2階の梁)廻りは小屋裏のように
中に入って架構を確かめる事ができないので、
調査だけではどうしても把握しきれないところでした。
再生工事では解体と平行して架構の再調査を行い
現況に則した案にその都度修正する必要があります。
八千代の家では
写真のような構造を是正しなくてはならない部分が一部見つかりましたが
雨漏れや不朽による構造材の損傷がまったく無く、
構造材料自体は全て健全な状態でした。よかったです。
構造材の損傷も解体してみて初めて全容が解るようになります。
解体工事が終了し、これから住宅に新たな手を加えることになるので
建物の四方に御神酒を捧げて工事の安全祈願を行いました。
そのあとお施主様が一席を設けてくれました。
ごちそうさまでした。
いよいよ再生工事が本格的に始まります。
<酒井>
- 2010.09.04 Saturday
- 設計・調査
- 17:35
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